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七十の独習

オブジェクト指向 Work-1-2

オブジェクト指向に取り組む前に、準備運動として、前回のプログラムを関数を使ったものに修正する。

【例題1 店舗ごとの売上合計を計算する】
店舗名 ジャム ジュース ソース
本店 20000 18000 12000
支店 16000 14000 10000

まずは。極単純な例で、店舗ごとの売上合計を計算するプログラムを作ってみる。

入力画面と出力画面は省略して、計算と計算結果の単純な表示だけを行う。

【関数を利用した手続き型】sample1-2.php
  1. <?php
  2. //関数の定義
  3. function printScore(string $name, int $jam, int $juice, int $sauce): void
  4. {
  5.     $sum = $jam + $juice + $sauce;
  6.     echo($name."の売上合計は: ".$sum."円です。"."<br>");
  7. }
  8. //データの設定(配列に収納)
  9. $honten = array("name" => "本店","jam" => 20000,"juice" => 18000,"souce" => 12000);
  10. $siten = array("name" => "支店","jam" => 16000,"juice" => 14000,"souce" => 10000);
  11. //合計の計算と結果表示
  12. printScore($honten["name"], $honten["jam"], $honten["juice"], $honten["souce"]);
  13. printScore($siten["name"], $siten["jam"], $siten["juice"], $siten["souce"]);
  14. ?>
【実行結果】

本店の売上合計は50000円です。
支店の売上合計は40000円です。

実行結果は前回と同じだが、関数を利用することにより、合計の計算と結果表示(14,15行)がシンプルになった。
ここで、10,11行の配列に注目してみよう。どちらも同じ添字(そえじ)を含んでいる。つまり同じ構造を持つ配列を別々に宣言している訳だ。これをまとめて宣言できるのが「クラス」らしい。もっとも。クラスは変数だけでなく、関数も含めることもできるそうで、それは次回以降に学習する。

次回はいよいよ、クラスを使ってsample1-2.phpを改良してみる。

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七十歳からの独習 オブジェクト指向 work-1-2

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